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【心原性脳塞栓症の場合】医療看護で役立つ指示やフレーズ⑦

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指示受け時のフレーズ 医療・看護

⑦血圧をしっかり管理しといてね(rt-PA静注の後)

 

脳卒中治療ガイドライン2015では脳梗塞の急性期では・・・

収縮期血圧>220mmHgまたは拡張期血圧>120mmHgの高血圧が持続する場合や、大動脈解離・急性心筋梗塞・心不全・腎不全などの合併している場合に限り、慎重な降圧療法を行うことを考慮してもよいとされています。

 

脳血流の自動調整機能破綻が関係しており、不用意に血圧を下げることで症状が悪化する恐れがあるためです。

 

rt-PA静注療法を行った場合は、投与時間以内の血圧高値が転帰不良と関連することはわかっています。

 

なのでニカルジピン、ジルチアゼム、ニトログリセリンの持続療法を用いて、

投与開始前は・・・

185/100mmHg以下

投与開始後は・・・

180/105mmHg以下にコントロールする必要があります。

 

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この記事を書いた人

はじめまして!

脳神経外科の病院で働いている現役放射線技師です。
20代後半で脳神経外科専門の病院に転職してきました。
当初、初めて聞く略語やカタカナ語で頭の中はパンク状態。

毎日仕事が終わって夜遅くまで参考書を使って勉強していました。
これから脳神経外科で勤める、または勤めてみたい医療スタッフの方は、おそらく同じような悩みを持つと思います。

少しでも不安を取り除くお手伝いができないかと思いブログを立ち上げました。
不定期ですがよかったらご覧ください。

好きな漫画:ワンピース
好きな音楽:ケツメイシ
好きな食べ物:天ぷら

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