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脳梗塞の画像の見方

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CTよりもMRIの方がなぜ精密って言われるのか?

MRIは体に磁気を当てて、各組織の細胞の原子核の反応を画像化しています。

原子の大きさは1億分の1cmです。

なので臓器一つとっても細胞レベルから得られる信号の強さ、反応時間の差などを処理することで、精密な情報が得られます。

CTだけだと脳梗塞はわからない?

結論から言うとCTでも脳梗塞はわかります。

発症してから少なくても6時間から、多くは12時間ぐらい経たないとはっきりわかりません。

脳梗塞の中の脳塞栓は突然起こります。

MRIでは脳梗塞がわかるのってどのくらいの時間から?

大体発症から1時間後には十分診断可能です。

更にMRIのディフュージョンという撮影方が必要です。

DWI(ディフュージョン)って何?

MRIの撮影法の1つで、水分子の動きを見ている撮影です。

脳梗塞になり、脳細胞が虚血に陥って浮腫になると動きが悪くなります。

これが高信号となり白く見え、脳梗塞として診断されます。

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この記事を書いた人

はじめまして!

脳神経外科の病院で働いている現役放射線技師です。
20代後半で脳神経外科専門の病院に転職してきました。
当初、初めて聞く略語やカタカナ語で頭の中はパンク状態。

毎日仕事が終わって夜遅くまで参考書を使って勉強していました。
これから脳神経外科で勤める、または勤めてみたい医療スタッフの方は、おそらく同じような悩みを持つと思います。

少しでも不安を取り除くお手伝いができないかと思いブログを立ち上げました。
不定期ですがよかったらご覧ください。

好きな漫画:ワンピース
好きな音楽:ケツメイシ
好きな食べ物:天ぷら

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